ITコーディネータとして、世の中の色々なIT活用事例を見ることがありますが、ERPやグループウェアを導入して、会社の内部プロセスを改善したり、ホームページによって、広く顧客にアピールしたりという例が多いような気がします。

利益を上げるためには、

  • 売上拡大
  • コスト削減

が必要になってきます。
今までのIT活用というと、どうしてもコスト削減、作業の効率化といった面が強かったのと、そのようなコスト削減の方がやりやすかったという点から、特に中小企業の場合、コスト削減については、結構、実施されているような気がします。
(もちろん、まだ、実施されていない場合は、ぜひITコーディネータをご活用ください(笑))

一方、売上を向上させるということに関しては、すぐにIT活用の効果が出るものではありませんし、どのようにしたら良いかということが、なかなか見えにくいということから、どうしても導入に二の足を踏むということが出てくるのかと思います。
中でも、既存顧客をどのようにリピータにするのかということは、多少、考えやすいところもありますが、新規顧客をどのように増やすかという点に関しては、やはり難しいところもあるのだろうという気がします。

例えば、ホームページによって、広く会社の商品やサービスをアピールするというのは、一つの方法ですが、コストが低いとはいえ、今までのテレビや新聞などの広告と本質的には変わりません。

ITを活かして、新規顧客を活用するにはどうしたら良いでしょうか?

  • 例えば、コストの低さを活かして、様々な広告をうってみる
  • それぞれの広告の反応率を見る
  • どのような動線で、商品の購入、契約に至るか考える

などが考えられます。
しかし、下手な鉄砲を打っていても、効率は上がりません。出来る限り、想像力を働かせて、戦略を練る必要があります。

HP上での顧客の動線という点で言えば、NLPという考え方では、人のタイプを「視覚タイプ」、「聴覚タイプ」、「体感覚タイプ」の3つに分けて考えます。それぞれのタイプに応じて、広告や商品の説明を考え、広告をうってみるという方法も考えられます。
テレビや新聞広告では、反応があったといっても、その相手が、どのようなタイプに属するのかというのは、なかなか掴みづらいものですが、ITを利用した広告であれば、そのような、お客様のタイプ、性格を掴み、個別に対応を変えることによって、顧客満足度を向上させることも可能になってきます。

ITは強力な道具ですが、それに振り回されることなく、うまくITを利用することを考える必要があります。