今やっている仕事(自治体での仕事)は、大体、1年くらいになります。

情報システムの仕様書をチェックしたり、見積りをチェックしたりすることも多いのですが、特に、大きなシステムになると、業者からの見積りをチェックすることによって、大きく金額が落ちることもあります(開発業者にとっては耳の痛い話かもしれませんが)。

見積りを出す方も、「取れるだけ取ってやろう」と思っているわけではなく、曖昧な仕様に対するリスクを上乗せしたり、より良い提案にしようと、高いスペックのシステムを提案してきたりします。

発注側はシステムのプロではありませんから、どのように仕様書を作ったり、あるいはどのようにすれば、費用対効果の高いシステムができるかわからないこともあります。

コンサルタントの仕事は(ITコーディネータなんかは、まさにそうなのですが)、そういったシステムの利用者と開発業者の橋渡しをすることが大切なのだなぁと感じます。良い仕様を作るためのポイントはどこなのか、とか、単に費用を落としてもらうだけではなく、構築時にベンダーとユーザーがどう協力していけば一番、効果的なのかなどのアドバイスをすることです。
また、見積りに関しても、曖昧な見積りではなく「ここのところはどうなっているか、確認を取った方が良いですね」などとポイントを示すだけで、次に出される見積書からは、曖昧な部分が減っていったりします。ITに苦手意識を持っている人は、どこを聞いたら良いのかわからないところもありますし、業者側も、「専門家にこういうアドバイスを受けた」というだけで、プレッシャーになるのでしょうね(笑)。

コンサルタントを使うときは、そういった、相手に対するプレッシャーを与えたり、あるいは、「第3者がこう言っているから」という客観的な根拠を示しやすいというところが一番のメリットなのかもしれません。もちろん、実績も実力も無いコンサルタントだと、そう簡単にはいかないかもしれませんが…。