世の中には、様々な矛盾があり、それをうまく解決していくことが工夫であり、我々コンサルタントの役目でもあります。

ところで、TRIZでは、例えば「長くて短い」とか、「軽くて重い」といった物理的矛盾が生じた場合、分離原理を使って、問題を分離しろと言っています。ビジネスの分野でも「高く売りたいけど、安く売りたい」なんていう矛盾が考えられますね。
(もっとも、これは矛盾というより『葛藤』と言ったほうがピッタリかもしれませんが(笑))

以前、書いたことがあると思いますが、「代数多様体の特異点解消」理論では、パラメータをうまく追加することによって、特異点を解消します。TRIZでの分離は、「空間的に分離」したり「時間的に分離」したりしますが、パラメータの追加という点から見ると、どちらも同じ問題に帰結します。

コンサルタントは、より高い視点から物事をみたり、時には斜めから視点を変えてみたりすることによって、問題解決の糸口を見つけていかなければなりません。

「税収が足りないから、税率を上げる」なんていう単純な解決策では、クライアントからお金をもらえません(笑)。