先日、twitterでのつぶやきでもらったコメントから色々と考えたのでメモ的に…

元となった記事はこちら
技術進歩がもたらすBI新時代の幕開け (Part 1)
http://it.impressbm.co.jp/e/2011/02/01/3309?page=0%2C0

データ処理技術が進歩し、インメモリデータ処理やHadoopなどの分散処理技術などにより膨大なデータが処理できるようになりました。
ストレージの大容量化や低価格化なども後押ししていると思います。

データウェアハウスにデータを蓄積し、それらのデータをリアルタイムに分析する技術は、今後の経営のあり方を変えていく可能性が大いにあります。
特に、今までのBI(ビジネスインテリジェンス)は現状把握が大きな部分を占めていましたが、それに加え、データマイニング、予測技術による将来の予測やターゲットの分類、それらに対するアプローチが今後、ますます重要になってきます。

もちろん、今までも現場の担当者が経験と勘に基づいて同じようなことをやってきたということは言えますが、経営の方向性や戦術決定のプロセスに客観性を持たせ、経験と勘だけではなく、誰もがベテランと同じような仕事をできるようになる可能性が出てきます。

そうなると、自ずから大きな経営戦略も変わってきます。

以前、別のブログでも書いたことがあるのですが、「ITというのは道具に過ぎない」というのは良く聞く言葉です。特にITに対して苦手意識を持っている経営者さんに対しては、ある意味、ホッとする言葉なのかもしれません。
しかし、その一方で、ITというのは今までの技術に比べて、ビジネスのありかたそのものを変えてしまう可能性がある強力な道具でもあります。

元記事にあるBI、データマイニングもそうですし、処理速度の高速化とストレージの大容量化、そしてネットワーク回線の高速化と低価格化はクラウドコンピューティングという新しいモデルを現実のものにしています。
そもそも、携帯電話やインターネットの発達により、ビジネスのみならず、我々の生活スタイルそのものが大きく変化してきています。

新しい技術に目が奪われてしまい、技術志向に陥ってしまうのは困りますが、新規技術によって新しいビジネスチャンス、新しいビジネスモデルが生まれないかということについては、常に考えておく必要があります。

技術だけ、或いは逆に今までの経営にだけ囚われるのではなく、それらをうまく橋渡ししていく我々ITコーディネータの役割が、今後、ますます重要になってくるように思います。