原発の関係で、福島から非難している人に対して、理不尽な差別が出てきているようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000041-jij-soci

同様の問題として、川崎市の瓦礫受け入れに対するクレームや、避難民のタクシー乗車拒否、ホテルの宿泊拒否などもあったようです。

子供のいじめ問題についてはtwitterで「大人が悪い」と呟いたところ、「正しい情報を民主党が出さないのが悪い」という意見を言ってきた人がいました。何度かやり取りをしたあと、めんどくさくなったので「じゃあ、それでいいよ」と放っておいたのですが、やはりこの問題に関して、政治のせいにするのは無理があります。

民主党の手際は最悪といって良いですし、報道も信頼がおけるとはとても言えませんが、子供に対して正しい知識を教えるのは親の役目ですし、報道の中でも(政府、マスコミ含め)、被曝者から放射能汚染が広がるなどという報道はなされていません。

「民主党が悪い」と言っていた人の理屈では、

「正しい知識に影響する事実関係の発表において、いい加減な情報しか提供されなければ、不信感が高まってデマが出る」

ということでしたが、ここにすごく引っかかっていました。多分、頭に残っていたので、どこかで考えていたのでしょうが、自分なりに自分の考えを整理すると、

「事実関係の発表に影響されるのは、正しい知識ではなく、正しい判断」である

ということです。

要するに、報道や外部からの情報というのは、あくまでも判断材料であって、それらをどう加工し、自分たちの行動につなげるかについては、自分次第だということです。

もちろん、その判断の方法や行動の仕方を形成するというのも外部からの学びではありますが、今回の民主党の発表自体からはそのような判断に至るということは無かったと思います。

自分のメモ的に書いておくと、

y = f(x) というモデルを考えたときに、行動や判断結果をyとすると、xが判断材料となるデータであり、fが自分の判断基準だったり、思考能力だったりするわけです。だからこそ、民主党には判断材料となるデータを迅速に漏れや間違いが無いように発表して欲しいという要望はありますが、判断そのものの責任を民主党に負わせるというのは無理があると思うわけです。

これは、ビジネスの世界でも同じだと思います。同じ外部データであっても、どのように判断し、どう行動するかは経営者やコンサルタントのノウハウ、力量にかかってくるので、データの収集と適切な判断というのはいつも両方が重要になってくるのだと思います。