東国原前宮崎知事のブログに、ホリエモンの実刑判決に関する記事が掲載されていた。

「輝き」http://ameblo.jp/higashi-blog/entry-10873302201.html

これが政治に携わった者の書く文章かと思うと心底がっかりする。
「最高裁判決は重いものである。被告人は真摯にかつ誠意をもってその刑に服し罪を償うべきであろう。

と書かれてはいるが、今回の件を彼(堀江氏)の「見識・感性・才能」の輝きに対する嫉妬という言葉で説明している。確かに金儲けの才能に関しては、異彩を放っていたと思うし、結果も出している。自分も別に彼のことが嫌いなわけではない。
しかし、この件に関して「嫉妬」という言葉を使うのはどうだろうか?
「出る杭は打たれる」という言葉があるとおり、確かに目立った才能や、抜きん出た結果に対し、足を引っ張る輩が出てくるということはある。特に日本の場合、横並びを好む傾向があるというのは確かにそうかもしれない。だが、それは今回の起訴、そして判決には全く当てはまらない。
粉飾決算処理によって、株価を吊り上げ、市場から金を抜き取るというのは詐欺でしかない。
知らなかったなどというのは経営者には通用しないのである。

評論家の金美麗女史が堀江氏のことについて「真の意味で知性が無い」と言っていたことがある。全く同感である。

知性というのは、品性に裏打ちされるものなのだと思う。
単に損・得ということを考えたときにも、品格の無い行動・行為がどれだけ自分自身の損失をもたらすか、普通に社会で生きている人であれば認識できるはずである(もちろん、それは刹那的な行為の話ではなく、長いスパンでみたときの話である)。
今回の震災でも、数日経つとガソリンや食品を不当に高く売ろうとする人々が出てきた。商売人であれば当然の部分もあるが、損して得取れという言葉もある。少なくとも、その地で長く商売を続けようと思うのであれば、どのような行動をすべきか考えなければならないところだ。

堀江氏のことに話を戻すと、彼自身がTVなどに出るときは、自身がマスコミの報道によって印象が歪められているというようなことをよく言っている。確かにそういうところもあるだろうと思う。
しかし、残念ながら、twitterなどフィルターのかからない彼の発言を見ても、やはり知性があるとはあまり思えない(むしろ品が無いというべきか)。
もちろん、先ほど述べたように、私自身は彼のことが嫌いではないし、むしろ見習うべき点も多くあると思う。彼自身が、今回決まった服役中にもう少し勉強して…と述べているように、ぜひ、出所後はその才能を活かしていって欲しいとは思う。

もう一つ、東国原氏のこと。
実は彼については、自分は全くといっていいほど評価していない。
先日の都知事選にも何を勘違いしたのか出馬し、次点にはなっているが、これこそマスコミの印象操作でしかないと思っている(その前にも自民党総裁にしてくれれば衆院選に出馬するという勘違いもありましたねw)。
実際のところ、彼が残した実績を数字でみると

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000114916.pdf

県税 平成20年 962億円
平成21年 875億円

基金残高 平成20年   400億円
平成21年   161億円

県債発行額 平成20年 686億円
平成21年  905億円

要するに、税収は減りました。貯金は取り崩しました。借金増えてます。ってことです。
マンゴーの売り上げくらいは増えたかもしれませんw。

観光はどうでしょう?
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/shoko/kanko/kanko_doko/index.html
1.観光客数
県外客数 4,484千人(前年比:98.2%)
県内客数 7,693千人(前年比:98.9%)
総観光客数 12,177千人(前年比:98.6%)

2.観光消費額
県外客消費額 58,551百万円(前年比: 97.5%)
県内客消費額 33,841百万円(前年比:101.8%)
総観光消費額 92,392百万円(前年比: 99.1%)

減ってますorz。

要するに、マスコミが騒ぐほど、実態は無いってことです。

もちろん、地方財政はどこも疲弊しており、宮崎だけの問題ではないのですが、先の都知事選で彼に投票した人はこの実績については知っていたのでしょうか(反石原という人もたくさんいたと思いますが)。
とにかく、彼に関してもホリエモンと同じく品を感じない。
それが今回のブログ記事で決定的になったということを書きたかっただけです。ハイ。