皆さん、こんにちは。

この度、以前から執筆していた本が出版されました。

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出版社:秀和システム
著者:本田秀行
価格:1575円(税込)(本体1500円)
ISBN:978-4-7980-3368-6
発売日:2012/5/31
判型:四六
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このブログでも何度か紹介しているTRIZをビジネス上の問題解決に適用してみた本です。

もし、よろしければお読みください。

秀和システムの紹介ページ
http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/3368.html

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概要
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お客様や上司からの無理難題をサクッと解決する、ビジネスマン向け問題解決支援ツール「TRIZ発想法」の解説書です。
TRIZは、目的と原因を探る、問題の抽象化、解決策の選定というステップを踏むことで様々な問題を解決することができます。
ロジカルシンキングなどの思考プロセスに比べると方向付けが明確になっているため、経験や能力がなくても問題解決に困らないところが長所です。

本書はTRIZの技法を使って、ビジネス上の問題をどのように解決すればよいのか、その考え方と27のケーススタディを掲載。

  • 「会社からは利益を、顧客からは低価格を求められる!」
  • 「スタッフを増やしたいが人件費は増やせない!」

などの悩みが解決します!

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目次
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[第1章] そもそもTRIZとは
[1-1] ビジネス上の問題は矛盾だらけ
[1-2] TRIZの基本的考え方
[1-3] ビジネスにはこのように使ってみよう

[第2章] 問題解決の3ステップ
[2-1] ステップ(1) 目的と原因を探ってみよう
[2-2] ステップ(2) 抽象化してみよう
[2-3] ステップ(3)-1 解決策を選定しよう[技術的矛盾と矛盾解決マトリクス]
[2-4] ステップ(3)-2 解決策を選定しよう[物理的矛盾と4つの分離原理]

[第3章] 発明原理と矛盾解決マトリクス
[3-1] 40の発明原理をグループ化する
[3-2] 分割・分離 ~コストを増やさずに専門性を高める~
[3-3] 先取り作用 ~限られた時間内に複雑な作業を実施する~
[3-4] 逆発想 ~時間・空間に制約がある場合、逆転の発想をしてみる~
[3-5] ダイナミックス ~狭いスペースや短い時間に収める~
[3-6] 周期的作用 ~何かを節約したり目立たせたりする~
[3-7] 災い転じて福となす ~有害な環境や作用をうまく利用する~
[3-8] セルフサービス ~外部に支払うコストを抑制する~
[3-9] パラメータ変更 ~条件や状態が引き起こす問題を解決する~
[3-10] 組み合わせ ~弱点を補ったり相乗効果を考える~
[3-11] つりあい ~偏りを補正して問題解決する~
[3-12] 視点の変化 ~スペースを節約したり、順番・配置の問題を解決する~
[3-13] 代替 ~問題を引き起こす原因を別のものに変えてみる~
[3-14] 他への応用 ~すでにあるものを活用して場所や時間、コストを節約する~
[3-15] 変化の利用 ~条件を変えてコストを削減する~
[3-16] 矛盾解決マトリクス ~矛盾を解決するための地図~

[第4章] 実際に矛盾を解決してみよう
[4-1] 最新の設備・機材を導入したいが、資金が捻出できない
[4-2] 導入した設備・機材がすぐに陳腐化してしまう
[4-3] 宣伝はしたいが、アイディアを盗まれたくはない
[4-4] 宣伝したいが、資金がない
[4-5] 大量の商品を調達しなければならないが、時間がない
[4-6] 書類を早く提出させたいが、残業はさせたくない
[4-7] 会社からは利益を、顧客からは低価格を求められる
[4-8] 顧客のニーズの多様化に対応するだけの社内リソースがない
[4-9] 費用は安くしたいが、スキルの高い外注先が必要
[4-10] 納期は短いが、品質は下げられない
[4-11] 適切な意思決定をしたいが、時間はかけられない
[4-12] 上司からは残業代・人件費の抑制を、顧客からは高品質・短納期を求められる
[4-13] 上司からはトラブルを減らせと要求されるが、部下からはチェックに時間がかかりすぎると文句が出ている
[4-14] 顧客にトラブルをお詫びしたいが会ってもらえない
[4-15] 新人教育に充分な時間をかけたいが、技術の進歩が速すぎる
[4-16] 人員を増やしたいが、人件費が増えるのは困る
[4-17] 社員に教育をしなければならないが、教育費が増えるのは困る
[4-18] 上司からは生産性を求められるが、経験豊富なメンバーばかりではない
[4-19] 均等に仕事を割り当てたいが、忙しそうな人と暇そうな人がいつも変わらない
[4-20] 機会損失を防ぐために社員は多く必要だが、待機が多くなると困る
[4-21] セキュリティを向上させたいが、現場からは面倒だという声が上がる
[4-22] 社員は常に全国を飛び回っているが、情報共有をしたい
[4-23] 迅速に情報を伝達したいが、社員に連絡が行き届かない
[4-24] プロジェクトの利益を上げたいが、費用が多すぎる
[4-25] 作業効率を落とすことなく節電したい [4-26] 自分と意見の違う上司を説得したい
[4-27] 社内業務の改善が必要だが、外部コンサルタントは入れられない

[第5章] TRIZを使いこなすために
[5-1] ビジネス向けの矛盾解決マトリクス
[5-2] 技術発展のスピードとビジネス上の問題解決リファレンスのメンテナンス
[5-3] 安易な解決策から本質的な課題解決へ
[5-4] TRIZを使った経営戦略策定へ

TRIZ発想法―お客様や上司からの無理難題をサクッと解決する

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