学生時代、数学の時間に図形の証明問題などで「補助線」を引いた記憶のある人は多いだろうと思う。

補助線を引くと、それまで見えていなかったことが見えてくる。
でも、それまで見えていたことについて、何か事実が変わったということではない。

「補助線を引く」ということは、それまで、見えていなかったけれども、事実として存在する条件や事象について目に見えるようにするということだ。
ビジネスの世界でも同じで、目に見えないけれども、厳然と存在する事柄というのは必ずある。

コンサルタントは、目に見えていることを整理するだけではなくて、そのような「目に見えていない条件」を明らかにし、問題点や課題を炙り出すことが必要なのだ。課題が見えてくれば、問題解決の糸口が見えてくる。

もう、随分と前に別のブログで、補助線について書いたことがあるのだが、クライアントが気づいていない事実、知らない強み・弱みを明らかにしてあげるというのは、コンサルタントにとって、非常に重要な役割の一つだということができる。