こんにちは。

 突然ですが、タイトルに書いてある“57,710円”って、何の金額かわかりますか?
 実はこれは、個人情報が漏えいしたときの一人あたりの平均損害賠償額(2012年度上期想定)なんです。
 このデータからすると、例えば、10人のデータが漏洩した場合は、57万円。100人だと570万円。1000人だと…、もう良いですね(笑)。
 もちろん、これは平均でしかありませんので、漏洩した情報の種類などによっても賠償額は変わってきますし、データ漏洩対象の人たち全員が賠償請求するというわけでもありませんので、一概にこれだけの損害賠償をしなければならないということでもありません。
 ちなみに、1999年に京都府宇治市で住民基本台帳のデータが大量に漏洩したという事件がありまして、その時の最高裁判決では、基本4情報(氏名、生年月日、性別、住所)が漏れた場合の慰謝料は1万円相当であるという判決が出ています。
 しかし、直接の賠償以上に、社会的な信用の損失というものも大きく、企業にとっては、むしろその方が経営上のインパクトがあるかもしれません。
 さて、先日「WindowsXPのサポート終了」というコラムを掲載させて頂きました。
 その中で、サポート終了後はセキュリティパッチなどの修正プログラムが提供されなくなり、セキュリティの危険性が増大するということを書かせていただきましたが、皆さんがお使いのパソコンでは、個人情報などは取り扱われていないでしょうか?
 もし、扱っているのであれば、きちんとセキュリティ対策をしておかないと、思いがけないセキュリティ事故が発生してしまうかもしれません。
 車の事故もコンピュータの事故も同じで、事故は起こそうと思って起きるわけではありません。気を抜いたその時が危ないと思って、常に気を配っておくようにしておきましょう。
 どんな対応を考えておいたら良いのかわからないという方は、お気軽にご相談くださいね。
—–
参考:2012年上半期 個人情報漏えいインシデント 概要データ【速報】
漏えい人数      :123万9626人
インシデント件数   :954件
想定損害賠償総額   :347億9865万円
一件あたりの漏えい人数:1349人
一件あたり平均想定損害賠償額:3787万円
一人あたり平均想定損害賠償額:5万7710円