漢方 コンサルタントが企業の分析を行い、経営戦略を策定する際に、SWOT分析を行って、その企業の強みと弱み、外部環境における機会と脅威について考えていくのは良く知られている方法です。

このようなフレームワークを使っての分析は、きちんと整理されている分、ある意味、わかりやすいですし、経営者にも説明しやすいですよね。

ただ、最近、ちょっと頭に浮かんだこと。

【ここから妄想(笑)】

例えば、SWOT分析をして出てきた企業の「強み」を活かして、「弱み」をなるべく小さくしていく戦略なんかを考えるのは、普通ですが、企業をひとつの有機体と考えた時、強い体(企業)っていうのは、どういうことなんだろうか?と考えてみたりするわけです。
最終的には、会社のミッションやビジョン、目的、存在意義、そんなものに関わってくるのですが、企業の持つ「強さ」をドンドン突き詰めていくと、その強さをより強化する。あるいは、外部の力を借りて、その強さを伸ばしていくということになってくるのかもしれません。
ライオンの牙が武器(強み)だから、より強く、鋭く、大きい牙を求めて進化していくということと言っても良いでしょう。

ただ、それも行き過ぎると、却って邪魔になったり、重くなったりというデメリットが出てくるかもしれません。

何となくですが、どこが強みでどこが弱みかという分析って、西洋医学的というか、ミクロの視点にとらわれやすいのかなという気がしてきています。
企業をパーツの集合として捉えていますからね。

会社の持つ、本当の強さ、本当の魅力というのは、そのような部分・要素にだけ依存するものではなく、もっと「その会社が、それ自身であるための」根源的なところから出ているような気がしています。
西洋医学では、単純に病巣を取ってしまったり、原因となる細菌を殺したりして病気の治療をしますが、東洋医学では、むしろ体全体のバランスを整えていくように治療を進めていくようです(いや、詳しいことはよく知らないんですけどね(笑))。

企業経営を考えた時、部分の集合というだけではなく、全体のバランスをどのように整えていくかも考えていかなければならないんだろうなぁと、最近は考えています。
(バランススコアカードの考え方などは、多少、近いのかもしれませんが)

そのように考えた時、漢方やアーユルヴェーダのような東洋医学の考え方を取り入れるというのも、今後の経営戦略理論のヒントになるのかなぁということを思ったりしています。