Price Sensitivity Measurement
商品価格を決める際に用いられる分析法のひとつ。
- 最高価格
- 最低品質保証価格
- 妥協価格
- 理想価格
という４つの価格を決めることができる。
最高価格というのは、最も利益が大きい、逆に言えばこれ以上高くすると、誰も買ってくれなくなる価格。
最低品質保証価格は、安すぎて顧客が品質を疑い始める価格。
妥協価格は、「このジャンルの商品ならこのくらいの価格」という心理的妥協点をあらわす価格。
そして理想価格は、顧客が望む価格ポイントとなる。
それぞれの決め方は、以下のアンケートによる。
- (1) あなたは、この商品が幾らくらいから『高い』と感じ始めますか
- (2) あなたは、この商品が幾らくらいから『安い』と感じ始めますか
- (3) あなたは、この商品が幾らくらいから『高すぎて買えない』と感じ始めますか
- (4) あなたは、この商品が幾らくらいから『安すぎて品質に問題があるのではないか』と感じ始めますか
これらの質問に対し、回答のパーセンテージの累計を取り、(1)と(2)の交点が妥協価格。(1)と(4)の交点が最低品質保証価格。(2)と(3)の交点が最高価格。(3)と(4)の交点を理想価格とする。
