学生時代、ニューラルネットワークの研究をしていました。
脳の神経系を模したモデルで、認識や制御など様々な応用分野があります。

その中で、生体の運動制御の研究もあるのですが、昔読んだ本の中に、小脳で行われる運動制御がフィードフォワード型だという記述がありました。
どういう事かと言うと、例えば、何か物を取ろうと手を伸ばしたときに、目から入ってくる視覚情報をフィードバックして腕の動きを制御していては、とても時間がかかってしまい、実際には、ある目標値(手の伸ばし方、方向など)は予め決まっていて、それに従って筋肉の制御をしているということでした。

会社の経営にもフィードバック、フィードフォワードの両方の側面があると思います。
不確定要素が多い現代社会において、フィードバックの要素は当然、外せませんが、同時に、変化の速い社会では、予め経営計画をしっかりと立て、フィードフォワード経営を実施するということも考えておかなければなりません。

フィードフォワード経営の実施にあたっては、バランススコアカードなどの導入が効果的です。それによって、企業内の様々な部門、社員が同一のベクトルで目標に向かって仕事をすることが可能になってきます。