c58d046fa6be457e7322d3b4bb1c7448_s 昨日、某会で「ダイバーシティ経営」のお話を聞いてきました。
講演は、経産省の「ダイバーシティ経営企業100選」の受賞企業の社長さんでした。

講演後、グループ討論があって「あなたにとって地域に立った経営とは何ですか?」というテーマのもと、話し合いが行われたのですが、討論の内容を踏まえつつ、自分なりの考えをここで書いておこうと思います。

自分にとって、地域に立った経営というのは、取りも直さず、地域に貢献できるような経営だと思うのですが、では、その「貢献」というのが何なのかということになるわけです。
地域への貢献って、いろいろな方法があると思いますが、事業を営むものとしては、きちんと利益を上げて税金を納めることや、地域の雇用を増やすことなどが考えられると思います。ただ、どちらにしても、事業を継続させていくことが大前提であり、そうでなければ、利益を上げることも、雇用を増やすこともできません。そして、事業を継続させ、利益を上げていくためには、人材活用というのが避けて通れないことになってきます。

私自身は、東北・仙台で仕事をしていますが、この地域性を考えた時に、首都圏のように人材が多く、ダメなら他にも人はたくさんいるということを安易に言うことはできず、少ない人材を最大限有効活用する必要があります。
(これは、東北だけではなく、これからの日本全体に言えることだと思いますが…)
では、どうしたら良いかと言えば、経営者は、やはり人材の多様性を認め、多様な視点から経営の改善・向上をはかっていくことが重要になってくるでしょう。

これまでの日本では、決められた条件をクリアできる、型にはまった人材を求めることが多かったと思いますが、今後は、型に収まりきらない人材はもちろんのこと、いろいろな制約条件のある人材をうまく活用し、組織としてのパフォーマンスを最大にするようなマネジメントが要求されるようになってくると思います。

以前、「ダイバーシティ=身勝手が許される、と誤解してはいけない」という記事を読んだことがあるのですが、まさに、その通りで、従業員が会社に最大限の貢献をしてくれるような環境づくりこそが、経営者の役割になってくるのだと思います。

ところで、話は変わりますが、講演の中で、「確証バイアス」についての面白い話を聞きました。
これは、『仮説や信念を検証する際に、それを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視、または集めようとしない傾向のこと』ですが、ひとつクイズが出ました。

[A] [B] [4] [5]

という4枚のカードが有り、片面に数字、もう片面にはアルファベットが書かれています。
「カードの片面にローマ字の母音が書かれていれば、その裏面の数字は偶数である」
というルールがあったときに、そのルールが成立しているかどうかを確かめるために、最小限どのカードをめくってみれば良いでしょう?

というものです。
答えは、[A]と[5]の2枚なのですが、どういうわけか[A]と[4]の2枚と答える人が、意外と多いようです。
(ちなみに自分は正解しましたよ(笑))
先日、「コンサルタントに求められるもの」という記事で、論理的に考えることの大切さを書きましたが、このような冷静な判断ができるということが、コンサルを活用した時のメリットと言えるかもしれません。