本日から北海道の洞爺湖でサミットが開催されます。
恐らく、環境問題も大きなテーマの一つになると思いますが、最近、特に「グリーンIT」という言葉を良く聞くようになってきました。
グリーンITという言葉には2つの意味があって
- ITによるエコ
- ITにおけるエコ
に分けられます。
ITによるエコというのは、ITを使って、環境問題の解決に貢献しようというもので、オフィスのペーパーレス化やサプライチェーンの最適化による輸送コストの軽減、電子会議などによる自動車などの利用機会削減、オフィスの空調や電力制御の最適化によるエネルギー削減などです。
ITにおけるエコは、IT機器の製造段階における環境配慮(産業廃棄物の削減)や、利用段階における環境配慮や廃棄時の配慮(リサイクルなど)などです。
特にデータセンターなどでは、消費電力もすごいことになっていて、サーバのブレード化や仮想化などで、消費電力の削減を実施しようとしています。
ユーザー企業でも
- 企業イメージの向上
- 電力問題への対処
- IT基盤の最適化への施策
など、色々とメリットがあります。
一時的なブームで終わることが無いように、長期的な視点で対策していきたいものです。