大阪市の会社が、産業廃棄物として海洋投棄されていた梅の種をつかって再生紙を作ったそうです。
産廃物を使っているということだけでも興味を惹きますが、炭を漉き込んであるので、「環境ホルモンの吸着」「防カビ」「調湿」「消臭」等の効果があるそうです。
今、原油や穀物の高騰で、日本は資源輸入国なのだということを改めて感じますが、このような廃棄物の利用やリサイクルによって、うまく内需を拡大していけないものかと常々考えます。
ノーベル平和賞を取ったワンガリ・マータイさんも、MOTTAINAIを環境保全の標準語にしようとしていましたよね。
戦後の日本は、アメリカ追従で大量消費社会になってしまいましたが、一度、昔の日本を思い出してみる必要があるのかもしれません。
(参考)
江戸時代のリサイクル