どんなプロジェクトでも言えることですが、プロジェクトにはリスクがつきまといます。

ところが、世の中にはRISKとDANGERの違いが良く分かっていないプロマネがたまにいて困っちゃいます。

RISKの語源はアラビア語の「明日の糧」という言葉だそうです。危険を冒しても、食料を得るために狩猟に出たことからきた言葉のようです。諺で言えば、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」というところでしょうか。

一方、DANGERは「君子危うきに近寄らず」の「危うき」です。近づいても何のメリットも無い。

システム開発のプロジェクトなんかでも、この辺が良く分かっていないプロマネから、進捗遅れのときなどに

「リスクを取って、テスト項数を減らす」

なんていう言葉が出ると目が点になります。
そういうのは、リスクとは言いません。

目の前に何か困難な事態が起きたとき、それはRISKなのかDANGERなのか考えるようにしましょう。

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