物体やシステムが対称的になっている場合、そこに非対称性を入れることにより問題を解決します。
例としては、パソコンのLANケーブルのコネクタ部分は差込が逆にならないように上下非対称になっていますし、飛行機の翼は、上下非対称にすることにより揚力を生み出しています。また、最近、大ヒットしている、こども向けのスポーツシューズは、靴底のデザインを非対称にすることで、運動会の駆けっこで早く走れるような工夫をしています。
では、この原理についてもビジネスの応用例を考えてみましょう。

・作業指示系統の一本化
・対等な権限を持っていた組織の片方にだけ権限を与える

というような例が考えられます。
形状の対称性だけではなく、手順や時間的なもの、動き、立場や権限の対称性などについても考えてみることが必要となります。

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