電力需要が今年も綱渡り状態のようです。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/electric_companies/?1218709931
このようなニュースが出ると、必ず原発賛成論者と反対論者の意見が色々なところで出てきます。
個人的には、積極的に原子力発電所の推進はしませんが、現在のような状況では、原発もバランス良く使っていくことを検討すべきだと思っています。
反対を唱えている人の中には原発なんだか原爆なんだか、区別がついていないような人もたまにいますが、反対するならするで、何が問題なのか、代替手段は無いのかなどをロジカルに考えていかなければなりません。感情論だけでは、何も解決しません。
同じようなことに遺伝子組み換え食品もあります。
何となくバイオテクノロジーというだけで、拒否反応を示す人も多いですが、人為的に品種改良をしてきたのは昔からあったことで、こちらも感情や思い込みだけで結論を出すことはできません。
経営も全く同様に、感情だけで進めることはできませんし、AだからBというように短絡的に結論を出せないということも同じです。
どこかで、トレードオフのバランスを取り、一方で、ブレイクスルーを目指して、日々の経営を進めていかなければなりません。