第53回グラミー賞で、4人の日本人受賞が出ました。
- B’zの松本孝弘さん
(最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞) - ピアニストの内田光子さん
(最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞) - ジャズピアニストの上原ひろみさん
(参加したスタンリー・クラーク・バンドが最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞) - 琴奏者の松山夕貴子さん
(最優秀ニューエージアルバム賞)
の4人です。
日本のアーティストが海外で評価されるというのは非常に嬉しいことです。
これまでも海外で評価を受けていた日本人はたくさんいましたし、漫画やアニメといったサブカルチャーの分野でも海外で評価されています。
芸術の分野以外でもノーベル賞の受賞などたくさん出ています。
バブル崩壊以降、経済の停滞により日本人が自信を失っているように思うことがあります。
GDPもとうとう中国に抜かれてしまいました。
しかし、日本の文化や国民性というのは、もっと自信を持って良いものだと思います。
現在の経済停滞という一面だけで自信を失ってしまうことなく、自分たちの強みをもっと活かし、若い人たちにも、また中小企業にも、もっと世界に目を向けて欲しいですね。
以前、別のブログでも書いたことがあるのですが、日本人は評価がちょっとうまくないような気がします。特に自己評価がへたなところがあるのではないでしょうか。
それは、もしかすると日本人の奥ゆかしさから出てくるのかもしれませんし、「周りと同じように」という教育の結果なのかもしれません。
しかし、自分の(あるいは自分たちの)持っている強みを正しく評価することが、自分たちの持っている能力を更に高めることにもなりますし、これからの国際社会の中で生きていくために必要なことだと思います。
そういえば、研修などでSWOT分析をやらせてみても、「強み(S)」については、皆さん、なかなか出てきませんね。