経営戦略を立案する際に使われる主要な分析手法。
企業を取り巻く要因を内的要因である「強み(=Strength)」と「弱み(=Weakness)」、外的要因である「機会(=Opprtunity)」と「脅威(=Threat)」の4つに分けて整理する。
内部環境の分析は、「バリューチェーンモデル」、外部環境の分析は「5つの競争要因」などの分析によって検討する。
強み/弱みと機会/脅威は相対的なものであるため、捉え方によって、ひとつの要因がどちらにもなり得る。
ある要因について、強みと弱み、あるいは機会と脅威のどちらとして考えたら良いのか迷ったときには、ライバル企業と比べて考えてみると考えやすい。
特に、日本企業の場合「弱み」、「脅威」については多く出てくるが、「強み」、「機会」についてなかなか出てこないことが多いので、既存顧客に対して何をウリにしているのか、また、どのような見込み客がいるのかを考えると良い。
(参考)
>>バリューチェーンモデル
>>5つの競争要因