品質管理の父といわれるデミングが提唱した概念で、品質向上のための基本的な考え方となります。
Plan(計画)、Do(実施)、Check(点検)、Action(是正)を意味する単語の頭文字を並べたもので、これらの作業を継続的に実施することにより、螺旋状に品質の維持・向上を図ろうとします。
実践的な考え方であり、ビジネスの現場でも導入することが望ましいのですが、その一方で、革新的な考え方が出てくる妨げとなる場合もあり、経営全体の中で見るとバランス感覚が大切になります。
つまり、ある一定の効果を出しているプロセスに対して、それを改善していくときには非常に有効ですが、全く別の観点からそのプロセスを眺めてみるということも必要になってきます。