プロジェクト・マネージャがやるべきことというのは数多くありますが、その中でも大切なことは
- 品質、コスト、納期を守るために、開発スコープを顧客と調整すること
- プロジェクトメンバーのモチベーションを下げないこと
- プロジェクトに死人を出さないこと
といったことがあるのではないかと思います。
最後の「死人を出さない」というのは、極端な気もしますが、そこまで行かないにしても体を壊してしまう人はよく見掛けます。
上記の役割を果たすために、NLPなどの方法論は使えないかと考えています。
プロジェクト・マネージャにとって、コーチングやファシリテーションの技術というのは、今後、益々、重要になってくるのでは無いかと思います。
また、プロジェクトマネジメントの知識体系であるPMBOKなどについては、学んでおく必要があるでしょう。
現実のプロジェクトでは、メンバーは優秀な人間ばかりが集まるわけではありませんし、制約条件だってたくさんあります。しかし、優秀なプロマネは、その手駒の中で、それぞれの能力を最大限発揮出来るようなプロジェクト推進をするでしょうし、そうではないプロマネは、プロジェクトがうまく行かなかったら、メンバーの能力の低さや、プロジェクトの制約条件ばかりを呪うようになります。
問題が発生したときは、原因を追究することも大切だが、それ以上に得たい結果に焦点を合わせた思考が大切になります。
何が原因で問題が発生したか?
ではなく、
この問題が発生しないようにするにはどうしたら良いか?