Neuro Linguistic Programming / 【神経言語プログラミング】
言語学と心理学に基づき、「無意識を理解し、活用する学問」です。
我々は普段の行動の中で、「なんとなく」動いたり感じたりしていますが、その「何となく」を突き詰めて考える学問と言っても良いでしょう。
NLPの構造
NLPでは、人の体験を「感情」、「思考」、「行動」の3つに分解し、言語化して考えます。それにより、相互のコミュニケーションを効果的に行うことができるようになります。
代表システム
NLPでは、人の感覚を
- 視覚
- 聴覚
- 体感覚(味覚、嗅覚、触覚)
の3つに分け、それぞれの感覚を優位に使うタイプに分類しています。
例えば、視覚タイプの人は、視覚に基づいた感じ方、考え方をしますし、同様に聴覚タイプは聴覚に基づいた感じ方、考え方をします。
ここからわかることは、人は同じ環境、同じ出来事であっても、同じ感じ方や考え方にはならず、個人の持つフィルタを通して世の中を認識しているということです。
ですから、他の人に何かを説明したり、説得したりするときにも、相手の代表システムを考えずに説明、説得すれば、なかなか理解してもらえなかったり、腑に落ちないといったことになります。逆に言えば、相手にとって理解しやすく、受け入れやすい表現にすれば、非常にスムーズなやりとりができるということでもあります。
この考え方は、交渉、説明、教育など、人と人とのコミュニケーションであれば、どのような場合にも応用することができます。