ビジネスを行う際、ターゲットとなる顧客を考える必要があります。
顧客セグメンテーションは、大きく分けると
- ペネトレーション層
- フォロアー層
- イノベータ層
- スキミング層
に分かれると言われています。
ペネトレーション層は、全体の40~50%を占めると言われ、価格に左右される顧客層です。
フォロアー層は、流行を追うタイプで、周囲に影響されやすい特徴を持っています。価格には敏感で、景気に影響されます。また、他の購買層に対するコンプレックスは持っていません。全体の30~35%を占めています。
イノベータ層は全体の10~15%を占めます。上位層であるスキミング層の人々にコンプレックスと対抗心を持ち、自己顕示欲が強い傾向があります。
価格には敏感ですが、それに拘らないフリをします。一般的に流行に敏感で、新製品の購入も早いです。
スキミング層は、全体の3~4%を占める上流層です。高額所得者であり、特定ブランドには拘らない八方美人タイプです。
価格戦略を考える際には、スキミング層、イノベータ層を狙った価格にするか、あるいは、フォロアー層、ペネトレーション層を狙った価格を設定するか考える必要があります。また、プロモーションもターゲットとする顧客に応じて考えなければなりません。