今朝、仕事に来る途中、「想像力」というものについてちょっと考えながら歩いていた。
例えば、人とのコミュニケーションにおいても想像力はすごく大切だし、ビジネスの中でも非常に重要なものです。もちろん、科学や文化的活動の中でも大切な能力です。
想像力の基礎的な部分については、やはり若い頃にこそ鍛えられるのではないかという気がします(年を取ってからでも鍛えることはできると思いますが)。更に、年齢を重ねる毎に、それまで蓄積してきた経験や知識に裏づけされ、より想像できる範囲が広がったり、逆にそれらに縛られて自由な発想ができなくなったりします。
最近、世の中で起きている事件を見ていると、やはり人の気持ちを想像したり、将来の自分を想像するという力が弱くなってきているのかなと心配になります。
そういった課題を解決していくためには、やはり教育(家庭教育、学校教育を含めて)がすごく大切でしょうし、それが積み重なって国の力になっていくのだと思います。
人も組織も、強くなっていくためには、論理を積み重ねて方向性を決める力と、非言語的な自由な発想の両方が必要なのではないでしょうか。