また、久々の更新になってしまいました。
以前から、ずっと行ってみたかったのですが、今年は何とか仕事を調整して、COMPUTEX TAIPEI 2017に行ってみました。
御存じの方も多いと思いますが、COMPUTEX TAIPEIは、1981年から開催されている、アジア最大級のIT関連の展示会です。
今は、インターネットなどで世界中からたくさんの情報が入ってくるとはいえ、やはり2次情報ではなく、実際に、こういう展示会などに足を運んで情報を入手してくるというのは、すごく刺激になりますね。特に、私のような仕事をしている人間にとっては、こういった機会を定期的に持つということは重要なのですが、時間を取ることがなかなか難しいということもあり、今回まで、延び延びになってしまっていました。
こういった海外で開催されている国際見本市に行くのは、2000年にCOMDEXを見るためにラスベガスに行って以来なので、実に17年ぶりです。良いのか、こんなことで(笑)>自分
今年のCOMPUTEX TAIPEIは、5/30-6/3の開催でしたが、私の訪台は、5/31-6/3の4日間。しかも、31日の到着は夜中で、6/3の出発も午前中だったので、実質、2日間の強行スケジュールでした。(ホントは5/30の夜に移動するつもりでしたが、飛行機が取れませんでした…)
今回のCOMPUTEX訪問は、大阪のITコーディネータ2人、東京のITコーディネータ1人と一緒の計画で、「現地集合!」ということで、それぞれ都合の良い場所から台湾に集合することにしていました。大阪のお二人は、私より少し前に台湾入りして、COMPUTEXの見どころなどについて情報収集をしていただいていたので、そこから更に情報を頂いて、展示会を回るつもりでした(結局は、参考にしつつも、かなり好き勝手に回っていましたが…(笑))。
私がホテルについたのは夜中でしたので、チェックインしたあと、先にホテルについていた2人に連絡し、コンビニでビール、おつまみを購入後、ホテルの部屋で、ITコーディネータの活動などについてミーティング。(これも結構、楽しみにしていました)
熱く語り合った後、翌日の集合時刻を決め、それぞれの部屋へと戻ります(多分、日本時間で3時くらい)。
翌朝は、集合時刻までにちょっと時間があったので、ホテルからすぐそばの行天宮まで、散歩に行ってみました。
以前、台湾に来たときにも、ちょっとだけ来てみたのですが、中ではたくさんの人がお祈りしています。
行天宮から帰ってきて、いよいよCOMPUTEXへ行くことに!
ホテル前からタクシーに乗り、会場へ向かいます。会場は、台湾の名所でもある台北101のすぐそばです。
私達と同じように、COMPUTEXに行くと思しき人達が大勢、歩いています。
受付の方に向かい、入場手続きをするのですが、時間の関係か、元々そんなものなのか、意外と入場手続きのところは混んでいませんでした。
多分、日本の東京ビッグサイトや幕張メッセで行われる展示会の方がずっと混んでいる感じです。
我々は、事前登録し、手続きに必要なバーコードもプリントアウトしてきていたので、手続きはスムーズに完了しました。
下は、会場のブースを上から撮った写真です。会場はここだけではないので、まだまだたくさんの企業がブースを出しています。
あとは、待ち合わせ時間を決めて、各々が好き勝手に回る感じです。
最初に回った会場は、どちらかと言えば、かなりビジネス寄りのブースが多くて(当たり前かw)、コンサルとしても、もちろん、いろいろと興味深い展示がたくさんありました。
お昼ごはんを食べたあとは、会場を移って、また展示ブースを見て回ります。
こちらは、InnoVEXと呼ばれている方で、まだちょっとビジネス化されていないような展示も多かったようです。パートナー探しに最適みたいな感じ。
どちらかと言えば、個人的にはこちらの方が面白く感じました。
夕方くらいまで、大急ぎで見たあと、オプショナルツアーで申し込んでいた九份へ向かうために、集合場所へ移動。
台湾は二度目でしたが、九份には行ったことが無かったので、ちょっと楽しみにしていました。
九份散策が終わったあと、バスは饒河街観光夜市へ。夜市も士林夜市しか行ったことがなかったので、結構、楽しめました。
ここでは、人気の胡椒餅を購入後、おでんやさんで、ちょっとだけおでんを頼み、ビール(←こっちが目的)を飲みながら、胡椒餅をいただきました。
あと、台湾に来たら欠かせないマンゴーアイスも別の店で(笑)
夜市には、怪しげなものも売っていて、ちょっと心惹かれましたが、今回は購入見送り。次回行ったら買っちゃうかもw。
【COMPUTEX2日目】
翌日は、南港展覧館という方の展示会場に行ってみました。
一緒に行った1人が、急に仕事が入って、ホテルで仕事を済ませたあと合流するということだったので、2人で地下鉄に乗って移動。駅に行くまでに、一瞬雨が降りましたが、1分もせずにやんだので、特にその時は何も考えていなかったのですが…。
会場について、一階を一通り見たあと、昼食を食べたのですが、外は大雨&雷。スマホに警報も届くといった感じでした。それでも、すごい雨だなーくらいにしか思わなかったのですが、後から合流するといっていた人から、今から行こうと思ったけど、ホテルの外がすごいことになっているとの連絡が。
翌日のニュースで見たのですが、かなりの被害が出ていたようです。
それでも、なんとか会場にたどり着いたので、無事合流&前日に東京から来ていた人とも夕方合流し、臨江通化夜市というところへと移動することに。
ちなみにこちらの会場は、当然、人に依ると思いますが、自分にとっては、1日目より、かなりテンションがあがりました。
もちろん、ビジネス関連の展示も多いのですが、パーソナル向けのものもかなり多く、変わった形のPCケースなどもたくさん展示されていました。
更に、展示ブースとは別の場所で、PCケースのコンテストも実施されていたようです。すごくかっこいい(?)ケースがたくさんあり、それだけでも台湾に来た甲斐があったというものです(笑)。
もちろん、PCケース以外にもたくさん展示はあって、自分として心惹かれたのは、
- VR/AR関連
- ロボット関連
でした。日本でもペッパー君をあちこちで見かけるようになりましたが(今回のCOMPUTEXでもいましたよ。沖縄からの出展だったようです)、ホームユースやビジネスユースで使われそうなロボットの展示&デモがいくつもありました。
また、IoT関連は、やはり多かったですね。正直、これまで、そんなに興味はなかったのですが(有効性を認めていないとかそういうことではないですw。単に嗜好の問題)、たくさん見てくると、ちょっと興味がでてきました。単純だなぁ>自分。でも、これって経営者も同じかもしれませんね。食わず嫌いというわけでもないのでしょうが、触れる機会が少ないと、「何となく」興味がわかないという人もいるのではないかということが、ちょっと実感として感じられた気がします。啓蒙活動もやっぱり大切ですね。
今回のCOMPUTEX訪問での反省点は、
- きちんと事前準備が必要
- 語学力を鍛えてくること
です。事前登録した時点から、COMPUTEX情報がメールで送られてくるようになるのですが、正直、あまり情報収集していませんでした。
時間のない中で見るのは大変だろうということは、予想はしていたのですが、もう少し事前準備してきた方が、より深いところまで楽しめたのではないかという気がします。
ちなみに、今回のCOMPUTEXに来て、初めて知った言葉としてMRというのがありました。Mixed Reality : 複合現実 の略なんですってね。
勉強不足でした。反省。
また、語学力ですね。全然、英語も使わなくなっちゃったので、コミュニケーションをとるのがなかなか大変でした。
通訳を使ったりということも考えられるのですが、やはり、自分自身でコミュニケーションを取れるようにしておいたほうが良いですね。
せっかくなので、中国語も少し勉強してみようかな。
ホントに、今回の訪問は、今後の活動にとっても刺激になりました。
なんとか時間をとって、来年もまた行きたいと思ってます。