経営コンサルタントでも、ITコンサルタントでも同じなのですが、日本では(むしろ、中小企業では?)、コンサルタントの費用がなかなか理解されにくいところがあります。

確かに、免許が必要なわけではないので、コンサルティング・スキルもピンからキリまでありますし、形のあるものを売るわけではないので、実態が掴みづらいというところもあると思います。

一方で、子どもに対しては、塾などにお金を使うのは、それ程、違和感が無いみたいです。コンサルと同じように、知恵やノウハウを教えているのですが、こちらは、既に社会的に一定のポジションを得ているのでしょうね。
同じような職種には、医者や弁護士、税理士などもありますね。どれも免許が必要ですが。

どの職業も「先生」と呼ばれるという意味では同じなのですが、免許が不要な経営コンサルタントやITコンサルタントの商品は、いまひとつはっきりしないことも多いですし、何となく、自分でも出来てしまう気がするというところがあるのでしょう。

ところで、経営改善の手法であるシックスシグマには、COPQという評価指標があります。
品質が悪いために発生するコストのことで、仕事のやりなおしや商品のロス、顧客ロイヤリティの低下、顧客離れなど、様々なものがあります。
COPQには、目に見えるものと目に見えないものがあり、氷山のように、目に見えないコストの方が、目に見えるコストよりもずっと大きいといわれています。

シックスシグマの基本的な考え方は、全体としてCOPQを小さくしていくというものでs、品質確保のために使われるコストをCOQ (Cost of Quality) と呼びます。

品質チェックや社員教育にかけるコストもそうですし、コンサルタントなど外部のアドバイザーを活用することも含まれるでしょう。

短期的なコストにとらわれることなく、中長期的に、どのような手を打つのが最適かを考えていく必要があるのだと思います。